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投資

「AI株に乗れば、まだ儲かる」は本当か? 資産2.7億円を築いた投資家と半導体商社経営者が分析 生成AIブームの裏にある“実需”とバブルへの警戒

このAI・半導体相場はいつまで続くのか(写真:イメージマート)

このAI・半導体相場はいつまで続くのか(写真:イメージマート)

 ChatGPTの登場をきっかけに始まった生成AIブームは、エヌビディアなど米国の半導体株を急騰させ、その熱狂は日本株にも上陸した。アドバンテスト、東京エレクトロン、ディスコ、レーザーテックなど生成AIを支える半導体関連企業の株価は大きく上昇し、日経平均株価も史上最高値を更新してきた。

 そこで気になるのが、「このAI相場はいつまで続くのか」という点だ。1990年代後半のITバブルを彷彿とさせる過熱感を指摘する声がある一方、半導体の現場では生成AI向け需要が拡大している。

 期待先行の“AIバブル”なのか、それとも企業の業績を押し上げる“本物の成長”なのか。世界の高配当株・増配株、半導体株・AI株に長期投資して資産2.7億円を築いた投資家・おけいどん(桶井道)氏、半導体ビジネスの現場を知る半導体商社経営者・新川裕也氏のそれぞれの経験から、生成AIブームの熱狂と実需の両面を読み解く。

 個人投資家のおけいどん氏、半導体商社・トナリズムを経営する新川裕也氏の共著『3倍・5倍・10倍の神株が続出! 半導体株&AI株 投資大全』(すばる舎)より、一部抜粋・再構成して紹介する。

日本企業の株価にも生成AIビッグウェーブが広がる

 生成AIのブームは、株式市場にも新たな熱狂をもたらしました。ChatGPTの登場以降、「AI」をキーワードにした関連銘柄が一斉に注目を集め、生成AI需要の恩恵を受ける半導体メーカーやクラウド企業、大手IT各社の株価は軒並み上昇しています。

 その結果、ナスダック総合指数は2023年に年間+43.4%という異例の上昇を記録し、続く2024年も+28.6%と大幅な続伸、2025年も+20.4%と史上最高値を更新する局面が相次ぎました。

 市場では、生成AIが「次のビッグウェーブになる」との期待が一気に高まり、「乗り遅れるな」とばかりに投資マネーがテクノロジー株へと流入しました。中でも半導体分野はその象徴的な存在であり、エヌビディアの株価は数年で10倍以上に跳ね上がるなど、生成AIブームを代表する動きを見せています。

 実際、日本でも新NISAの開始を背景に、米国株投資への関心が高まる中で、エヌビディアは個人投資家から人気を集め、代表的な投資先のひとつとして広く買われました。

 さらに、その波は米国企業にとどまらず、生成AI関連として位置づけられた日本企業の株価にも広がっていきました。

次のページ:生成AI関連銘柄が日経平均株価の史上最高値を牽引

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