長期的に注目すべきお宝銘柄
実際、装置・材料メーカーの収益性は総じて高く、ディスコのように営業利益率40%超という驚異的な数字をたたき出す企業も存在します。半導体チップそのものをつくるメーカーは市況変動で業績が乱高下しがちですが、装置・材料メーカーは一度シェアを獲得すると、保守サービス・消耗品・材料供給といったストック収入が積み上がるため、長期的に安定成長しやすいビジネスモデルといえます。
それにもかかわらず、日本の材料・装置株は一般には地味な存在で、過熱的な人気が出ることは多くありません(レーザーテックのような例外はありますが)。つまり、バリュエーションに対して成長性が高い“隠れた優良株”が多いともいえます。
実際に、過去5年で株価が数倍に跳ね上がった銘柄が複数存在します。SCREENホールディングス、アドバンテストなどはAI 特需もあり、市場からの再評価が進みましたが、まだまだ十分に評価されていない優良企業は数多く残っています。
こうした、地味ながらも確かな職人技に支えられた企業こそ、個人投資家が長期的に注目すべきお宝銘柄といえるのではないでしょうか。
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半導体分野に投資するには、株式のほかに投資信託や東証ETF(上場投資信託)などの手段もある。著者の1人であるおけいどん氏がいま注目している半導体をテーマにした投資信託、東証ETF(上場投資信託)はどれか。関連記事で具体的な銘柄を挙げ、それぞれの注目ポイントについて解説している。
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【詳しくは…】《資産2.7億円のおけいどん氏が厳選》キオクシアHD、東京エレクトロンなど「個別株を買わなくても少額から投資できる!」 半導体・AIがテーマの注目投資信託&東証ETF3銘柄
※桶井道、新川裕也・著書『3倍・5倍・10倍の神株が続出! 半導体株&AI株 投資大全』(すばる舎)を元に一部抜粋して再構成
共著が話題の個人投資家・おけいどん氏(イラスト:西田ヒロコ)、半導体商社・トナリズムを経営する新川裕也氏(右・写真)
【プロフィール】
桶井道(おけい・どん)/個人投資家(投資歴27年、資産2.7億円)・投資作家。1973年生まれ。世界の高配当株・増配株+半導体株・AI株を100銘柄以上持つ。2018年に半導体株の伸び代に気がつき、いち早くTSMCに投資。以降、「メガ潮流」と見て、半導体株・AI株を増やし続け、資産形成してきた。著書は『3倍・5倍・10倍の神株が続出! 半導体株&AI株 投資大全』(すばる舎)、『資産1.8億円+年間配当金(手取り)240万円を実現! おけいどん式「高配当株・増配株」ぐうたら投資大全』(PHP研究所)、『普通の人のための投資 いちばん手軽で怖くない「ゆとり投資」入門』(東洋経済新報社)など合計7冊(このほか、台湾翻訳書1冊)。
Xアカウント:@okeydon
新川裕也(しんかわ・ゆうや)/トナリズム株式会社(半導体・電子部品商社)代表取締役。1987年生まれ。2018年に同社を創業、2023年に社員1人あたりの売上高で日本一の水準を達成。前職も外資系半導体商社の社員で、トップセールス&最年少マネージャーだった。合計10年以上、海外メーカー・顧客と向き合い、半導体とAIの現場を最前線で見てきた。アナリスト的な見解にとどまらず、ビジネスパーソン&経営者として、半導体とAIに対して「現場感」を持つ。個人投資家としてもエヌビディアなどに投資している。
Xアカウント:@tonarism2018
新刊『3倍・5倍・10倍の神株が続出! 半導体株&AI株 投資大全』(すばる舎)は、半導体株・AI株に投資する際に知っておきたい基礎知識や銘柄分析法などを盛り込んだ1冊。「本書は半導体・AIの歴史、技術、エコシステム、過去のAIブームとの違い、覇権争いなど業界を俯瞰してわかりやすく解説しています。その上で投資に落とし込む構成で、体系的に学べることが特長です。銘柄カタログは101銘柄を選び抜き、独自に分析、チャートやデータも掲載しています。私と新川裕也氏(半導体商社・トナリズム社長)による共著です」(おけいどん氏)
