家計

51才小説家、借金生活15年で見えてきた「返済の未来」とは

借金をクリアにするためにやるべきこととは?

借金をクリアにするためにやるべきこととは?

「65才までに用意したい老後資金は夫婦で3000万円」といわれるものの、住宅ローンや教育費に追われる40代が老後資金まで貯めるのは至難の業。しかし、「50代こそ人生で最も貯金できる時」と専門家は語る。では、資産がマイナスからスタートする場合は? 自営業の夫と2人暮らしで、財布は別々。生活費用に借りた100万円の借金に悩み中。著書に『発芽』(マガジンハウス刊)などがある小説家・イラストレーター長谷川純子さんが、資産マイナスからの再スタート方法をリアルに報告する。

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「どうして51才にもなって、貯金が1円もないの」──15才年下の夫から、今月もカミナリである。手元のお金がなくなり、電気やガスが止まる寸前、慌てて日払いのバイトをしたのがバレたからだ。

 貧乏生活の発端をさかのぼれば36才の時。彼氏と別れる際に、「プレゼントしたパソコンの金を返せ」と迫られ、50万円のキャッシングしたのが始まりだった。

「今月は返済が苦しいからリボ払いに」「家賃が払えないからキャッシングを」と安易な道ばかりを選択し続けて10年。気がつけば借金は150万円にふくれ上がっていた。

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