マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

田代尚機のチャイナ・リサーチ

中韓関係悪化の影響も 日本から中国への輸出が大きな伸び

2017年7月19日 18:00

 中国経済の回復によって最も影響を受けるのは、日本から中国への輸出、中国からみれば輸入である。この輸入が大きく伸びている。

 改めて上半期の輸入を示すと18.9%増であった。輸入製品の中で、増加が目立つのは、全輸入の9.5%を占める原油や、4.8%を占める鉄鉱石などで、それぞれ59%増、60%増となっている。そのほか、石炭、石油製品、天然ガス、ゴム・合成樹脂、大豆、食用油など、国際市況商品の輸入(金額ベース)が大幅に増えている。国際商品価格の変動が、輸入急増の主な要因となっている。

 一方、全体の43.9%を占める電機製品は、8.5%増であった。この内、全体の12.6%を占める集積回路は9.4%増であった。全体の伸びほど高いわけではないが、安定した伸びを示している。こちらの部分は国際市況商品と違い、日本企業にとって大きな影響のあるところだ。

 国・地域別では、第1位はEUで13.2%を占めており、伸び率は13.9%である。第2位はASEANで12.2%を占めており、伸び率は22.9%である。第3位は韓国で9.4%を占めており、伸び率は9.3%である。以下、日本、アメリカ、台湾と続き、伸び率は順に15.6%、19.8%、10.4%となっている。

 THAAD配備問題で韓国との関係が悪化している。また、民進党が政権を取ったことで台湾との関係がギクシャクしている。こうしたことが影響しているかもしれないが、両国からの輸入の伸びが平均以下となっている。それに対して、貿易構造上、これらの国・地域と競合関係にある日本が両国よりは高い伸び率となっている。

不動産売却の完全マニュアル

【2020年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【2020年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定

FXや株、年金、決済に関する記事

FXトラリピ最強トレーダーの2020年一押し通貨ペアとは
年金いくらもらえる? 年金の種類や制度、受給額を徹底解説

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

SNSでマネーポストWEBをフォロー

  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする
ABJマーク

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

ABJマーク

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。