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野菜の鮮度は値段には表れない 見極めるポイントは?

 また、カット野菜の場合、野菜の重量が1袋分の重量の半分以下であれば産地表示が不要になる。つまり、1袋100gのうち、キャベツが60g、にんじんが20g、ピーマンが20gなら、にんじんとピーマンの産地は不要になる。もちろん、すべての野菜の産地を記載している良心的なメーカーもあるが、書いていない場合は、鮮度の落ちた外国産が混ざっている可能性もある。

 安くても、そんな食材はいやというなら、バラ売りを買って自分でカットした方が、コストパフォーマンスも高い。

加工品は値段より食品表示を見るべき

 前出のアンケートでは、3人に1人が、添加物を気にしていることもわかった。これに対し、総合商社で加工食品の開発に携わってきた添加物評論家の安部司さんは言う。

「添加物は現在、4500種類ほどが認可されており、添加物が多いほど、素材そのものの味から離れていくのは確かです。ただ、どれが体に悪いか特定するのは困難。グレーなものが多いんです。ですから、体に悪そうな添加物の名前を覚え、それだけを避けるのは無意味です」

 しかも、値段が高いから添加物が少ないとは限らないし、食品表示内のどれが添加物か見極めるのも困難。だとしたら、見慣れない名称が表示に2行以上書かれていたら買わないなど自分なりの指標を持つといい。加工品は添加物が使われていることが多いため、どこで妥協できるかになる。

※女性セブン2017年8月3日号

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