家計

銀行の預金口座の選び方 ポイントは「入出金手数料がタダ」

 銀行再編が声高に語られている今、大手都市銀行の独壇場というわけにはいかなくなるようだ。そんな中で、銀行をどう選ぶべきか。ファイナンシャルプランナーの國松典子さんはこう話す。

「ポイントは、入出金手数料がかからない銀行です」

 一般的な都市銀行の場合、18時以降にATMで引き出すと、入出金手数料が216円かかる。都市銀行やゆうちょ銀行などの普通預金の金利は現在0.001%だ。2000万円を1年預けても1回の手数料分の金額が取り戻せない。時間外でATMを使わざるを得ない人は、預けていることで損することになる。

「例えば新生銀行なら、どの提携ATMでも入出金手数料がいつでも無料。ゆうちょ銀行は、自行のATMなら曜日・時間帯にかかわらず無料です。また、イオン銀行なら、ミニストップのATMで入出金手数料が無料に。こういった、金利以外のメリットやサービスにも目を向けることが大切です」(加藤さん)

 また、地元の信用金庫に口座とキャッシュカードがあれば、全国約2万台の信用金庫のATMで入出金ができ、その手数料も無料に。旅行や出張が多い人は利用価値が高い。重要なのは、ライフスタイルに合わせて選ぶことだ。

※女性セブン2017年8月24・31日号

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