家計

年間数百本の映画を見る男性が実践する「映画料金節約テク」

「特に計算はしたことがない」というTさんだが、「最低でも週2本はTOHOシネマズで映画を見る」というので、週2本=年100本で計算してみよう。

 正規料金ならば、年間の映画鑑賞代は1800円×100=18万円だが、『シネマイレージ』により、6回見ると1回はタダになるので、100回のうち16回は無料になり、1800×84=15万1200円。

 しかも、1回あたり100マイル(=100分)で計算しても、1年経たずに6000マイルが貯まり、『1か月間フリーパス』がもらえるので、1本あたりの料金はさらにグッと下がる。また、シネマイレージに登録していると、火曜日は1400円で見られるので、そこでも節約できる。そんなTさんだが、意外な節約法があるという。

「私はこまめに試写会に応募しており、かなりの確率で当たります。おそらく月に1回は当たっていると思います。もちろん最大のコツは、“数を打つ”ことなのですが、もう1つ自分なりの作戦があって、必ずハカギで応募しています。印象としてはネットよりは新聞、新聞よりは雑誌の方が当たりやすいように思います。後は些細な節約になりますが、映画館で飲み物や食べ物はまず買いません。映画館の中で買うとべらぼうに高いじゃないですか? それならパンフレットを買う方を選びます」

 Tさんは自営業で、時間の融通が利くという特殊な事情もあるが、映画を年に数百本、スクリーンで見ても、月あたりの出費はせいぜい2万~3万円。Tさんは、「(正規料金の)1800円を払う価値がある映画はなかなかない」と辛口だが、「やはり映画は映画館で見るべき」との持論を曲げる気はないそうだ。

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