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長崎ちゃんぽんのリンガーハット 特徴は国産野菜とボリューム感

リンガーハットの定番の長崎ちゃんぽんとぎょうざ

 長崎県の名物「長崎ちゃんぽん」専門チェーンとして人気を博している「リンガーハット」は、日本全国で600店舗以上が営業している。外食チェーンに詳しいフリーライターの小浦大生氏はこう説明する。

「運営する株式会社リンガーハットは、長崎県内のとんかつ店が起源です。1974年にチェーン1号店を長崎県内にオープン(当時の店名は『長崎ちゃんめん』)。1979年には埼玉県与野市(現さいたま市)に関東1号店をオープンしています。店舗数が多いのは九州地区と関東地区ですね。特に地元長崎県内ではまさに“県民食”と呼ぶべき存在となっています。

 たとえば、長崎県民に『おすすめの長崎ちゃんぽんのお店を教えて』と尋ねると、地元の人しか知らないような店ではなく、リンガーハットの名前が出てくることもあるようです」

 リンガーハットの大きな特徴は、国産の材料にこだわっている点。野菜、麺とぎょうざの小麦粉はすべて国産だ。

「安全な国産野菜にこだわっているためコストは高くなりますが、そもそも野菜中心のメニューであるので、消費者に対する大きなアピールポイントとなっているのも事実です。子供にも安心して食べさせることができると、ファミリー層からも支持されています」(小浦氏)

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