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万年筆派と安いボールペン派 筆記具のそれぞれの考え方

人それぞれ筆記用具にはいろいろなこだわりを持っている

 ビジネスシーンの中で日々使われる筆記用具。100円程度の安いボールペンから高級な万年筆まで様々なタイプがある。

 3年前に念願の万年筆を手に入れたのは30代の男性会社員Aさん。万年筆の王道といわれるペリカンの「スーベレーンM400」を購入、定価は3万7800円だった。

「万年筆は昔からのあこがれでいつか手にしたいとずっと思っていました。そして、購入したのが大定番の“スーベレーンM400”。安いボールペンばかりを使っていたので、最初はちょっと違和感もありましたが、慣れるとやはり書き心地もよく、手に馴染む感覚も最高です。インクは1000円くらいで販売されているペリカンのボトル入りのものを使っていますが、年に1本を使うか使わないかといった感じです」(Aさん)

 メンテナンスの費用をのぞけば、年間1000円程度のランニングコストで万年筆を使うことができるようだ。しかし、Aさんは万年筆以外を使うことも多いという。

「基本的に万年筆は常に持ち歩いているんですが、出先でインクが切れてしまったことが何度かあり、予備として安いボールペンをスーツの内ポケットに入れるようになりました。万年筆はペンケースに入っているので、カバンから出すのが面倒になり、気づいたらボールペンばかりを使っているということも多いんです。また万年筆は、ちょっと大切に使い過ぎてしまう部分もあります。実用性というよりも、自己満足的な意味合いも強いのかもしれません」

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