マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

暮らしのマネー

かつて製薬会社の言い値だった処方薬 値下げの流れは今後も続く

2018年4月8日 7:00

 その上、「新薬創出加算」で値下げも食い止められていたわけだ。医療経済ジャーナリストの室井一辰氏が解説する。

「新薬創出加算はもともと製薬会社側が利益確保のために要請してできた制度です。たとえ類似の効果のある薬があっても革新的な効果が認められれば『新薬』として創出加算の対象となるなど、これまではハードルが低かったため、薬価が下がりにくい状況でした。厚労省が、薬価の高止まりを容認している状況だったのです」

 状況が一変したのは、高齢化に伴う医療費の増大に、いよいよ国の財政が耐えきれなくなったことだ。

 政府は平成30年度の予算編成で医療費をはじめとする社会保障費の自然増を1300億円削減する方針を示し、財務省は「画期性や有用性の高さが認められなくとも新薬創出加算の対象になるため問題が多い」と指摘、一気に廃止を求めた。それに対し製薬業界が猛反発し、条件を厳格化して制度を残すという妥協案で着地したという経緯がある。前出・室井氏はこう語る。

「今後も医療費を圧縮する流れは変わらないでしょう。製薬会社のせめぎ合い如何で、ますます薬価は下がっていくことになると思います」

※週刊ポスト2018年4月13日号

不動産売却の完全マニュアル

【2018年版】不動産一括査定20サイトを徹底比較!
【2018年版】不動産一括査定20サイトを徹底比較!
【無料】満足度90%超!ソニーグループの不動産売却サービス
【無料】満足度90%超!ソニーグループの不動産売却サービス

初心者向け「FX」「株」の記事まとめ

仮想通貨で1日3億円稼ぐKAZMAXがFXに注目する理由
トルコリラ2019年の見通しをトルコ人アナリストが徹底予想
月5000円の金利収入も メキシコペソのスワップポイント比較
楽天ポイントやdポイントを無駄にしていませんか? ポイントを投資に有効活用
  • ポイントで投資できるクレジットカードを紹介!
  • 金利7%超のメキシコペソはブームになるか 特徴と取扱FX会社を紹介
  • 当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    ABJマーク

    ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    ABJマーク

    ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。

    小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ広告掲載について

    © Shogakukan Inc. 2019 . All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。