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大病院より診療所、診療時間外は避ける… 医療費削減テク5選

病院のかかり方次第で医療費の節約に(イラスト/ナガイクミコ)

 41兆2865億円。これは厚生労働省が2017年に発表した医療費の総額である。国民1人あたり、1か月に2万円近く支払っている計算になる。しかし、4月からその額に変化が生じている。薬剤師の水八寿裕氏が解説する。

「今年は2年に1度行われる診療報酬の改定時期。診療報酬とは、国が定めた、健康保険で利用できる治療や医薬品の価格で、その単価が4月から見直されたのです」

 診療報酬は物価水準や人件費などさまざまな条件を反映して決定するが、中でも大きく影響するのは国の医療政策である。医療費に詳しいライターの早川幸子氏が言う。

「高齢化がますます進む中、国策として推進しているのが在宅医療やかかりつけ医の浸透です。そのため今回の改定では、在宅医療を担う医師の報酬が充実したり、大病院を受診する際の患者の負担額が増えたりするなどの内容が盛り込まれています」

 改定の内容を理解し、診療報酬のカラクリを知れば、診療代や薬代の節約が可能になる。病院で医療費を削減できる5つのテクニックを紹介しよう。

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