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トルコリラの問題は一過性ではない これから金融市場に波及する可能性も

2018年8月19日 17:00

 実際のトルコリラ/円の為替レートの推移をみると、今年の4月頃のトルコリラ/円は、25~26円程度だったが、8月の下落時に付けた安値は15円台だ。急激な「トルコリラ安/円高」になっている。半値まではいかなくとも、それに近い大暴落といって良いだろう。

ユーロ/ドルが安値を更新して大きく下落する可能性も

 8月16日のマーケットでは、中東カタールが混乱を鎮める目的でトルコへの投資を表明したことを材料に、トルコリラは少し持ち直している。その前日(15日)に、トルコの銀行監督当局が事実上の金融引き締めに対応を始めたことも材料となったようだ。目先のマーケットは、少し落ち着きを取り戻した様子だ。

 しかし、今回の「通貨トルコリラ急落」を一過性の事件と考えない方が良いだろう。「米国とトルコの対立」を解決するには、時間がかかるとみられるからだ。「ショック」はまだ始まったばかりかもしれない。

 トルコリラ急落の原因としては、トルコが米国人牧師を長期に拘束したことで、トルコと米国とが対立していることが挙げられる。そして8月10日に米トランプ政権がトルコの鉄鋼・アルミへの追加関税引き上げを発表して、トルコリラの売りに拍車がかかった。

 トルコリラの急落は、ユーロ/ドルの売り要因になっている。トルコは欧州に近いため、マーケットは地政学的リスクを理由に「通貨ユーロの売り要因」と考えたのだろう。

 8月10日のマーケットでは、「ユーロ売りドル買い」が進み、下値の重要なチャート・ポイントだった1.1500を割り込み、下落している。1.1500を割り込んだ時点で、「売りシグナル」を発した、と考えられる。

 この「売りシグナル」に従い下落して、今のところ、ユーロ/ドルの安値は1.1300アラウンドを付けている。下値の重要なチャート・ポイントだった1.1500を割り込んだので、ユーロ/ドルは、「下落トレンド」に転換した可能性が高い、と判断できるだろう。

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