マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

投資

割安株をどう見つけるか PERは指標として不十分、PEGレシオ活用を

2018年9月1日 20:00

 このようにPERは企業の成長率を反映していないので、企業の成長率を反映した上で割安株を特定する必要があります。私が活用している指標は「PEGレシオ」という指標になります。「PEGレシオ」は、企業のPER÷年間成長率で求めることができます。

 先ほどの2社の例だと、A社のPEGレシオは、1.0(PER〈20倍〉÷年間成長率〈20%〉)、B社のPEGレシオは2.0(PER〈20倍〉÷年間成長率〈10%〉)となります。著名投資家のピーター・リンチ氏はPEGレシオについて、1.0が適正値、0.5以下が極めて割安、2.0以上が極めて割高と考えています。A社とB社は同じPERであっても、PEGレシオで見ると、A社は「適正値」、B社は「極めて割高」となります。このようにPERだけで割安度を判断すると、結果的に割高な株を購入してしまうことがあるので、PER単体での判断はお薦めできません。

 また、A社とB社の5年後の株価をPEGレシオの「適正値」で算出すると、A社は4980円(1株あたりの年間純利益〈249円×20倍〉)、B社は1610円(1株あたりの年間純利益〈161円×10倍〉)となり、現在は同じ株価、同じPERであっても、5年後の理論株価は3倍以上の差になります。

 市場が悲観しているときには、PEGレシオ0.5の「極めて割安」な企業がたくさんありますが、市場が楽観しているときに0.5以下の企業を見つけるのは困難です。市場の状況にもよりますが、勝ち幅を大きくするためにも、負け幅を小さくするためにも、PEGレシオが1.0以下の「割安」な株に投資するよう心がけるとよいのではないでしょうか。

不動産売却の完全マニュアル
不動産売却の完全マニュアル
【2020年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【2020年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定

注目記事

人気の最新FX自動売買を8選!稼ぐ投資家の秘訣も紹介
FX自動売買5つのデメリットと3つのメリットを紹介
そのFX自動売買は危険!?危ない罠にハマらないための注意点

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

SNSでマネーポストWEBをフォロー

  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする

【お知らせ】

2021年4月1日以降の価格表示に関して

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。