投資

受講料24万円の「定年後のお金の学校」 資産運用科の特別講義

「リスク」を勘違いしてませんか?

 渋谷氏は、まず「定年後こそ資産運用が必要」と力説する。

【運用とは、資産に生命力を持たせること】

「銀行に預けてもお金は死を待つばかりですが、運用すれば寿命を伸ばせます」(渋谷氏、以下「」内同)

 年金生活で収支が赤字になると、毎月貯蓄を取り崩すことになる。65歳で退職して、貯蓄2500万円の人が毎月15万円を取り崩していく場合、利率0.1%の定期預金に預けると14年後の79歳で貯蓄は底をつくが、利率5%で運用すれば24年後の89歳までもつ計算になるという。

「この通り、老後生活のキモはお金にいかに生命力を持たせるかです。ただし、知識も経験もないのに多額の退職金で運用を始めると痛い目を見ます。資産運用は習得までに時間がかかるスキルなので少しでも早くから始めて、“世の中のうねり”を肌で感じながら少しずつ投資額を増やしてほしい」

【「リスク=危険」では失敗し、「リスク=ブレ」だと成功する】

 資産運用を始めるにあたり重要なのは「リスク」を正しく理解することだ。

「『リスク=危険』と漠然と考えてしまっている人が多いのですが、資産運用におけるリスクの“正体”とは、『収益のブレ』です」

 収益のブレは、金融商品では「標準偏差」という数値として“見える化”されていることを知る必要があるという。

「標準偏差は商品の目論見書(投資判断の材料が書かれた説明書)に掲載されます。例えば、ある投資信託が『年間平均リターン5%』と銘打っていても、標準偏差が20%の場合、リターンの幅はマイナス15%からプラス25%まで考えられる。標準偏差を見て、“最大でどれだけ損をする可能性があるか”を事前に把握してから投資先を選ぶことが大事です」

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