家計

原油価格上昇が家計を直撃 インフラ値上げへの対抗策は?

【ガソリン・灯油】ガソリンスタンド発行カードの利用で割引&ポイント貯蓄

ガソリン代も灯油代も値上げが続く(Getty Images)

 経済産業省資源エネルギー庁石油製品価格調査によると、今年1月のレギュラーガソリンの平均価格は1リットルあたり135.3円だったが、10月に入って150円を超えるところも出てきた。灯油も今年5月から急に値を上げ、1月に店頭現金価格1575円だったものが9月には1700円を超え、今後も上がり続ける見込みだ。

「ガソリンスタンド発行のクレジットカードを活用すると1リットルあたり平均約2円引きになります。昭和シェル石油の『シェル-Pontaクレジットカード』の場合は、ガソリン・軽油の給油1リットルにつき2ポイント貯まり、Ponta提携店でクレジット決済すればPontaポイントがダブルで貯まるので、現金決済よりお得です」(節約アドバイザーの丸山晴美さん)

【ガス】都市ガスもプロパンガスも値上げ より安い都市ガス事業者に乗り換えを

都市ガスもプロパンガスも値上げ(Getty Images)

 LNG(液化天然ガス)を原料とする都市ガスも軒並み値上げ。東京ガスの場合、東京地区の標準家庭(1か月30m3使用)の11月検針分ガス料金は4892円で、前月比40円アップ。1月分は4614円だったので、278円も上がることに。

「昨年、電気に続き都市ガスも自由化したので、より安い都市ガス事業者に乗り換えるのも手。電気とセット価格にすることで割引になるプランもあるので見直しを。また、湯船にふたをする、家族が続けて入浴し、追い炊きをしないなどの節約も必要です」(丸山さん)

【燃油サーチャージ】日本・ホノルル間は往復1万7000円 航空料金にプラスして徴収される

 燃油サーチャージとは、燃油高騰の際に航空料金とは別に燃油代が徴収される制度。今年11月末までの実施が決定した。例えば、JAL、ANAの場合、日本―韓国間で往復2000円が航空料金に追加される。

「燃油サーチャージは搭乗日時ではなく、航空券の発券タイミングで変わります。例えば燃油サーチャージが12月からさらに値上げされると発表された場合、年末年始の搭乗でも11月末までに発券すれば現在の料金ですみ、お得です」(丸山さん)

※女性セブン2018年10月25日号

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