家計

進化する冷蔵庫の最新トレンド 注目はチルド室と野菜室

冷凍&チルドの活用でやりくり上手に

 また、冷凍食品が大量に入るフリーザーの大きなタイプもニーズが高まっている。

「共働き家庭の場合、まとめ買いして長く保存する必要があり、冷凍庫の大きなものを好む傾向があります。例えばシャープのメガフリーザーは3段分も収容でき、週末に冷凍食品などをまとめ買いしても対応できます」(ビックカメラ・照井友貴子さん)

 野菜を下茹でして冷凍保存するのにも重宝しそうだ。

半解凍技術が調理の時短を実現

 パーシャルやチルドといった半解凍による鮮度維持も、ますます機能がアップ。

「以前は通常の冷蔵で3日ほどしか保存できなかった生肉が、チルド室で1週間は充分持つ。そうなると、従来の“冷凍して解凍して”といった手間が省けるうえに、おいしさも維持でき、ひいては調理にかかる負担が軽くなります」(鎌田さん)

自動製氷室は手入れしやすさを見るべし

 最後に押さえておきたいのが、自動製氷室の清潔維持。

「自動製氷室はたとえ汚れても洗いにくいため、使うのを嫌がる人がいます。ですが最近は部品のすべてを取り外せて洗えるタイプも増えています」(家電コーディネーターの戸井田園子さん)

 清潔志向の日本人気質にも、最新機種は対応している。

※女性セブン2018年10月25日号

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