家計

「赤いきつね」を買うならスーパーとドラッグストア、どっちが安い?

 ちなみに、神奈川県川崎市内のスーパーLでは、なんと79円で『赤いきつね』が販売されていた。こちらはもちろん特売品で、記者が調査した時点で売り切れとなっていた。

「『赤いきつね』は定番系の商品で、買い置きをしている人も多く、特売をすれば確実に売れる。そういう意味では客を呼び寄せる効果はかなり高く、だからこそいろいろな店が特売をしているのでしょう」(小浦氏)

ドラッグストアでの相場はスーパーより安め

 次はドラッグストアでの『赤いきつね』の価格を調査。調査エリアは世田谷区内だ。

・ドラッグストアS 118円
・ドラッグストアC 118円
・ドラッグストアT 135円

 スーパーでの通常価格が130円前後であることを考えると、3店舗中2店舗が118円というドラッグストアのほうが安めだという印象だ。

「ドラッグストアにとってカップ麺やお菓子は必ずしも定番の商品ではありません。店頭に並ぶ商品の種類は決まっておらず、“安く仕入れることができた商品を売る”というケースも少なくない。従って、『赤いきつね』の販売価格が安めなのは、“安いときしか売っていないから”という理由なのかもしれません」(小浦氏)

コンビニでは「あげ2枚」の限定商品

 コンビニエンスストアでは、「お揚げ」が2枚入った“コンビニ限定”の商品が販売されており、通常の商品は置いていなかった。その価格は以下の通り。調査エリアは世田谷区内だ。

・コンビニS 171円
・コンビニF 171円
・コンビニL 販売なし

 SとFは同価格で、Lでは販売されていないという結果。小浦氏は説明する。

「スーパーが頻繁に特売をするので、基本的に値引きをしないコンビニでは『赤いきつね』は売れ線の商品になりにくい。でも、定番商品なので店頭に置かなくてはならず、そこで“コンビニ限定”という特徴をつけて販売しているという形でしょう。

また、個々の店舗によっていろいろと事情もあると思うのですが、『赤いきつね』を置かないコンビニの場合、そのライバル商品である『どん兵衛 きつねうどん』のほうは販売しているということがほとんどだと思います。というのも、『赤いきつね』に比べて『どん兵衛』は、スーパーでの相場がちょっと高めなんです。コンビニにしてみれば、『赤いきつね』ではスーパーに絶対勝てないけど、『どん兵衛』であればある程度戦える、ということなのかもしれません」

 定番のカップ麺は特売される機会が多いだけに、複数のスーパーやドラッグストアを回って、できるだけ安く購入する努力をする甲斐がありそうだ。

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