ライフ
2018年12月4日 7:00
医療経済学者の永田宏・長浜バイオ大学教授(医学博士)が語る。
「厚労省の平均寿命や平均余命は年齢別の死亡率が変わらないという前提で計算される。しかし、医療の進歩などで死亡率が年々下がっているため、各世代(生まれ年)別の平均余命は年齢を重ねるにつれて長くなっていく現象が起きる。過去30年間の傾向を分析すると、男性の平均寿命は10年で1.8歳、長くなっています。人生のゴールが年々先にズレていくわけです。
その結果、“自分が平均寿命に到達するタイミング”では、同い年の人の6割が存命していることになるのです。つまり、公にされている平均寿命の数字を基準に考えていると、過半数の人が“思ったより長生き”してしまうことになる」
そこで永田氏はより正確な世代(生まれた年)ごとの寿命を算定するため、厚労省の「簡易生命表」をもとに平均寿命を修正し、同い年の2人に1人がその寿命まで生きる「50%生存年齢(寿命)」と、長生きケースの目安として4人に1人が到達する「25%生存年齢(寿命)」を試算した。別掲の表は試算結果をまとめたものだ。
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