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「定年後の仕事の選択肢に政治家を」 外山滋比古氏の提言の真意

2018年12月12日 17:00

外山滋比古氏の「チョコレー党構想」とは?

 人生100年時代といわれるなかで、定年退職したサラリーマンは、どうやって生きていけばいいのか。新刊『お金の整理学』を上梓した外山滋比古氏(お茶の水女子大学名誉教授)は、「面白い老後」を生きるための選択肢を持つべきだと指摘する。

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 定年前後の人が選ぶ新しい仕事の選択肢として、「政治家」があってもいいのではないかと考えている。

 いま、地方の市町村議会の議員のなり手不足が深刻化しているといわれる。選挙になっても、立候補者が定数を満たさなくて、無投票で議員が決まってしまう自治体も少なくないという。

 定年退職して「長い第二の人生」を歩む人は、これから確実に増える。ならば、会社を定年まで勤め上げた人のなかから、その利益代表として議席を得る人が出てきてもいいのではないか。

 年金や社会保障の多くは国会の仕事かもしれないが、地域における定年退職後の高齢者の活用策などは、実際の経験をもとに提案できる人が議員になったほうが、よさそうな気もする。

 なんとなくつまらない「超高齢社会」ではなく、甘くて美味しい「チョコレート(超高齢党)文化」を作る――そんな目標を掲げ、仕事を一度リタイアした人によって構成される「チョコレー党」というのはどうだろうか。

 住民の要望を真面目に聞いて、議会で代弁しようと思ったら毎日は忙しくなるし、読まなくてはいけない資料もたくさんあるから、老化が進む心配もなくなる。手を抜いたら落選するかもしれない。一生懸命に取り組んでいれば、歳を忘れることができる。

 議員という仕事で食っていこうとすると、どうしても特定の業界や業者と癒着したり、活動費を誤魔化そうとしたりするのが出てくる。チョコレー党は、あくまでサラリーマン時代の蓄えと年金があるから、議員の仕事で得られる報酬は補足的なものになる。そうなると腐敗は起きにくいのではないか。

 町村議会で実績を残したら、次は市議会、県議会といって、うまくいけば国会議員だって出てくるかもしれない。たいした苦労も知らない世襲議員だらけになってしまいそうな国会よりは、「定年後のサラリーマン」の代表がいくつか議席を持っているくらいのほうが、よっぽど健全に思われる。

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