暮らしのマネー
2019年1月21日 16:00
近年、急増する外国人観光客の目当ての1つが「食べ物」。寿司、天ぷら、すき焼きなどと並んで人気のメニューがラーメンだが、ラーメン店によっては、あまり外国人を歓迎しない店もあるようだ。都内の人気ラーメン店で働くKさんがいう。
「ウチのお店は券売機でメニューを選び、店員に券を渡す時に、麺の硬さ、油の量、味の濃さを伝えるシステムですが、外国人だといちいち説明が必要ですし、まったく日本語が分からず、券売機の前で『これはどんな料理だ?』と、メニューを1つ1つ確認する人もいます」(Kさん・以下同)
一口にラーメン屋といっても、「券売機なのか後払いか」「麺の硬さなどは調整できるか」など、店によってスタイルは大きく異なる。日本人でも戸惑う人がいるくらいだから、それだけで外国人を責めるのは酷かもしれないが、外国人客は食べる段階になると、いよいよ時間がかかるという。日本人であれば、早い人ならラーメンなど数分で食べ終えてしまうが、Kさんは「外国人客の場合、3倍は時間がかかる」という。
「外国人客は基本的に猫舌の人が多いので、麺を1本ずつ食べたり、小皿を要求したり、延々とフーフーしたり、食べるのに日本人よりはるかに時間がかかります。完全に冷めるまでまったく手を付けなかった人もいました。しかも、『並んでいる人がいるから、食べ終わったらすぐに席を立つ』『ランチタイムで混んでいるので、少しぐらい急ぐ』『店が混んでいるからバラバラに座る』という発想もあまりないようです。ランチタイムの時に大勢で来られると、正直厳しいです」
当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。
当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。