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父が死に母が一人暮らしに 子供の扶養親族にすれば負担軽減も

 もっとも、母親が長期入院や介護施設などに入所している場合、子供の扶養家族にすると逆に負担が増えるケースもあるから注意が必要だ。

 一人暮らしの母親が年金生活なら、住民税非課税世帯として「高額療養費」や「高額介護費」の限度額が低く抑えられ、入院費などの自己負担は少なくて済む。だが、扶養家族になれば、子供の収入で限度額が決められるため、入院費などの負担がハネ上がることがある。

「扶養家族」にするかどうかは家族会議でメリットとデメリットをよく見極めて判断した方がいい。

※週刊ポスト2019年1月18・25日号

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