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知能格差が経済格差に直結する時代 成功するのは「評判強者」か

 有名大学を卒業し、専門分野でブログを書き、ツイッターで多くのフォロワーを持ち、フェイスブックに友人がたくさんいると「評判強者」になる。その一方で「評判弱者」は、労働市場で評価される要素をほとんどもっていない。

 そんな「評判社会」では、評判を捏造しようとする人間が現れることは避けられない。その混乱を防ぐには、ブロックチェーンをマイナンバーと組み合わせて個人の評判を変更不可能なかたちで確定すればいい。経済格差は、「評判の格差」の別の名前でもある。

【PROFILE】たちばな・あきら/1959年生まれ。2002年国際金融小説『マネーロンダリング』でデビュー。新刊『もっと言ってはいけない』(新潮新書)ほか、『朝日ぎらい』(朝日新書)、『80’s エイティーズ』(太田出版)など著書多数。

※SAPIO2019年1・2月号

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