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親戚・友人と距離を置く 定年後の「人間関係ダウンサイジング」の金銭メリット

お歳暮・お中元を惰性で続けているケースも少なくない

お歳暮・お中元を惰性で続けているケースも少なくない

 定年後の生活を“引き算”の発想で豊かにする方法がある。その一つに「人間関係のダウンサイジング」もある。

「友人」を減らせば120万円の得!?

 リタイアした時点で会社関係や取引先との年賀状のやりとりやお歳暮・お中元の付け届けは大幅に減り、付き合いは古い友人やお世話になった人に絞られる。

 しかし、友人との“付き合い”もある段階で整理したい。お歳暮の平均は友人で約3000円、夏冬2回20人に贈れば年12万円、10年間で120万円の出費だ。

 では、失礼にならないやめ方はどうすればいいか。「終活年賀状」という方法がある。年賀状に長年の友誼への感謝の言葉とともに〈今年をもって年賀状をやめる〉と報告し、お歳暮なども辞退を宣言するのだ。4年前に年賀状をやめたジャーナリストの佐々木俊尚氏が語る。

「毎年300枚出していた年賀状をやめて、フェイスブックなどSNSで年始の挨拶をコメントする方法にしました」

 佐々木氏の場合、葉書代だけで年1万8600円が浮き、準備に費やす時間と労力からも解放された。

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