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ハルウララ、ボラ騒動… 平成後期に話題になった動物ニュース

【レッサーパンダの風太くん:2005年】
 二本足で立つ姿が可愛らしいとして大ブームになったのが、千葉県の千葉市動物公園のレッサーパンダの風太くん。レッサーパンダが二本足で立つのはそれほど珍しくないことのようですが、一時はCMにも出演するなど、大変な人気となりました。風太くんは健在で、昨年7月には15歳(人間で言うと70歳程度)の誕生日を迎えており、今でも立ち上がることがあるようです。

【お父さん犬(ソフトバンクのCM):2007年】
 上戸彩やダンテ・カーヴァーなどが出演するソフトバンクのCM「白戸家シリーズ」で、お父さん役を演じた(?)のは真っ白い犬の「カイくん」でした(2018年6月に老衰のため亡くなっています)。お父さんの効果もあってか、毎年のようにCM好感度ランキングで1位を獲得し、白戸家シリーズは現在も継続中。ちなみにカイくんは「北海道犬」でした。

【旭山動物園:2007年】
 北海道旭川市にある旭山動物園は、長らく来場者数の低迷に悩まされていましたが、1990年代後半から「行動展示」と呼ばれる、動物の生態がよく分かる展示を実施。2004年にアザラシ館ができると人が押し寄せ、月間の入園者数が上野動物園を抜いて全国1位になったこともありました。現在では人気はやや落ち着きましたが、北海道を代表する観光スポットであることは変わりません。

【象の「はな子」:2016年】
 東京都武蔵野市の井の頭自然文化園で飼育されていた国内最高齢の象「はな子」。戦後、初めて日本にやって来た象が69歳でその生涯を終えると、悲しみの声が殺到し、お別れ会には数千人が来場。翌2017年には吉祥寺駅前に銅像も完成しています。

【パンダの赤ちゃん・シャンシャン:2017年】
 一昨年、東京の上野公園で誕生した待望のパンダの赤ちゃん「シャンシャン」。両親が発情したことがまずニュースになり、交尾の確認、妊娠の兆候、出産、名前の募集など、すべてが大ニュースになりました。めでたいニュースに日本中が沸き立ちましたが、和歌山県のアドベンチャーワールドではパンダの赤ちゃんは何頭も生まれているため、「東京ばかり騒いで……」という声もありました。

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