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ユーロと英ポンド 欧州圏通貨を取り巻く環境と今後の見通し

2019年5月6日 20:00

ユーロ・英ポンドを取り巻く環境はどうなっているのか

 リーマンショック以降、米国経済が回復を辿る中、欧州圏の景気が戻らない状況が続いている。その欧州圏の代表通貨であるユーロとポンドを取り巻く環境と、今後の見通しについてFX(外国為替証拠金取引)などのカリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんが解説する。

 * * *
 今回は、リーマンショック以降、マイナス金利を導入したユーロと、ユーロ円の直近の値動きについてご説明していきたいと思います。

 まずユーロ円について説明する前に、ユーロドルの特徴について解説させていただきます。

 ユーロドルというのは外国為替の世界でも一番の流動性を保っている通貨ペアです。ユーロドルを見ずして外国為替は語れないとも言われています。ちなみに、日本でもっとも取引量の多いドル円は、世界でも取引量は2位となっています。

 リーマンショック前まではユーロも高金利通貨の1つとして投資家から見られていました。そのため、ユーロ円もキャリー取引が可能な通貨の1つとして認識されていました。ユーロをロングして円をショートすることで、スワップポイントを日々、受け取ることができたのです。

 しかしリーマンショック後に世界景気が後退したことに伴い、ECB(欧州中央銀行)がマイナス金利を導入したことで、現在はユーロを売ることで金利が得られるようになっています。

 一方でアメリカは、リーマンショック後の大規模緩和の効果もあり、景気は回復し政策金利を引き上げる段階となり、ユーロ圏の景気状態と乖離が広がっていると言えるでしょう。

 ユーロが高金利通貨と見なされていれば、スワップポイントのために買いが入りやすい地合いとなり、ポジションも買いポジが多くなりやすいのですが、現在はユーロ売りがどうしても多くなりやすいため、ポジションが常にユーロショートに傾いている状況です。

 そのため、ユーロが下落するとユーロの売りポジを保有している投資家からの買い戻し注文が出やすくなっています。ユーロがマイナス金利を導入していても、ある程度ポジションが傾くとそこから一方向に動きにくいというのが現状です。

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