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何かにつけて「それ、いくら?」と聞きたがる人の心理

聞かれたほうがあまりいい気分はしないというが…

聞かれたほうがあまりいい気分はしないというが…

「そのバッグ、いくらしたの?」というように、唐突にモノの値段を聞かれる――。そんな経験をしたことはないだろうか? 話の流れや関係性にもよるが、こうした質問をされてあまり良い気分がしない人も多い。なぜ、彼らは値段に興味を持ち、聞きたがるのだろうか。その心理に迫る。

 20代女性会社員・Aさんは、同僚に服や靴の値段をよく聞かれる。もともと、衣服にはお金をかける方ではなく、ユニクロ、GU、ZARAといったファストファッションを活用しているが、対応するのは面倒だという。

「私が職場に新しい服を着ていくと、待っていましたという感じで『いくらしたの?』と聞いてくる人がいる。1人暮らしで私が服にあまりお金をかけないのは知っているはずなのに、いつもです。最初は正直に値段を言っていましたが、そのうち『ユニクロ』という一言でごまかすように。さらに毎回同じなのも芸がないので、『JEANASIS』『AZUL』とか適当に言って、察しろ!という態度です。もううんざり」(Aさん)

 彼女に対する「それ、いくら?」攻撃は職場だけにとどまらなかった。同僚や先輩を交えた家飲みをしたときは、家電や家具についても聞かれた。

「驚きました。仲の良い先輩たちと一緒に家で飲み会を開いたとき、部屋のなかを舐め回すように見た後、テレビや冷蔵庫、本棚なんかの値段を聞いてきて……。せめて『どこで買ったの?』までに留めておいてほしい。私の感覚が変なのでしょうか」(Aさん)

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