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経済

ラーメン『幸楽苑』、「600店舗の壁」を乗り越えV字回復実現した奇策

2019年6月30日 7:00

『幸楽苑』のあっさり中華そばとギョーザと半チャーハン

『幸楽苑』のあっさり中華そばとギョーザと半チャーハン

 チェーン店の出店戦略として有名なのが、特定の地域に集中的に出店する「ドミナント戦略」だ。多店舗化することでブランドの認知度が上がるだけでなく、仕入れ・配送にかかるコストが下がり、低価格での販売が可能になる。現在は飲食業界の人手不足が深刻だが、近隣に店舗があればスタッフの融通も利くし、廃棄ロス軽減にも繋がる。

 居酒屋チェーン『鳥貴族』は、新宿駅・渋谷駅というターミナル駅の近辺にそれぞれ9店舗ずつを構えるドミナント戦略が特徴的で、全国659店舗を展開している(2019年5月末時点、以下同)。

 そうした集中出店によって業績を伸ばしてきた企業は多いが、一定数を超えるとリスクも大きくなってくる。業界で「600店舗の壁」と評される現象だ。ビジネス誌『経済界』編集局長の関慎夫氏が解説する。

「ある程度まで拡大すると、同じ店舗同士で顧客を奪い合ってしまい、逆に経営効率を落としてしまうのです。

 過去のケースを見ると、その目安となるのが、500~600店舗と言われています。ただし、その壁をうまく乗り越えて1000店舗に到達すると安定が見えてくる。大手のファミレスやコンビニ、牛丼チェーンなどが代表的です」

 821店舗を有する丸亀製麺は「600店舗の壁」をクリアしているが、この「壁」に直面したと指摘されているのが、ラーメンチェーンの『幸楽苑』だ。

 2013年に500店舗を超えて以降、業績も右肩上がりを続けていたが、542店舗となった2017年3月期に通期の赤字に転落。全体の1割弱にあたる52店舗を閉店した(6月19日現在で508店舗)。

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