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住まい・不動産

タイにプチ移住してみた 生活費はいくら必要かリアル検証

実際にタイに移住してわかった日本とのコスパの違いとは?(バンコクの街並み)

実際にタイに移住してわかった日本とのコスパの違いとは?(バンコクの街並み)

 日本人の海外旅行先として人気のタイは、移住先としても注目を集めている。一般財団法人ロングステイ財団が発表した「ロングステイ希望国・地域2018」によれば、8年連続でタイが2位(1位はマレーシア)。実際にタイにプチ移住したマネーポスト記者が、注目される理由をリサーチする。

 移住先はタイの首都・バンコク。航空券は格安航空会社(LCC)を利用すれば、往復3万円前後。国内でいえば、新幹線で東京駅から新大阪駅間の往復料金くらいだ。セールともなれば、往復2万円を切る安さとなる。

 まず、気になるのは物価事情。タイの物価は日本の約3分の1という話をよく聞くが、実際に現地に住む日本人男性に聞くと、現在では「日本の2分の1から3分の1の間」というのが実情のようだ。

「10年前と比べて物価も上がり、3分の1というのは昔の話です。以前は日本円で月7万円くらいあれば、それなりにいい暮らしができたと思います。でも今は、月に13万円、欲を言えば15万円以上ないと、タイでの“いい暮らし”は難しいと思いますね」(現地在住の日本人男性)

 では、実際に住んでみるとどのくらいかかるのか。

 とにもかくにもまずは、住まいの確保だ。日本語ができる知り合いのタイ人に言わせると、主に駐在員が住む日本人街である、プロンポンなどの高級エリアが広がるスクンビット西側は家賃も相当なものだという。駐在員が住むエリアは、日本の地名で言えば表参道に匹敵するらしい。

 おすすめは東側のエマカイやオンヌット。主にタイ人が住むエリアであるが、日本人もかなり住んでいるという。もしくはバスターミナルがあるアヌサワリー以北が、タイ人にとって人気のエリアで住みやすいと教えてくれた。日本の地名に例えると、世田谷区や品川区あたりの、ファミリー層が住むようなエリアだという。ローカル色はやや強いが、ドンムアン空港に近いこともあり、おすすめ度は高いとのこと。

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