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投資

上場1年以内の新興銘柄、業績上ブレ時の株価インパクトが大きいワケ

 この戦略は「IPOの1年後までの期間限定」としているが、何も焦る必要はない。業績予想の上方修正発表後に買っても決して遅くない。上方修正発表後に直ちに買いを入れておけば、その後1週間から10日の間に値上がりするケースが多いのだ。直近IPO銘柄の上方修正などの開示情報は、「IPOジャパン」のホームページで手軽にチェックできるので、ぜひ活用してほしい。

 さらに、息の長い株価上昇を狙うなら、東証マザーズなど新興市場から東証1部へ市場変更するタイミングを狙う戦略がある。IPOした企業は、上場後1年が経過し、一定の利益水準(経常利益5億円以上)や時価総額(40億円以上)などを満たせば、東証1部への市場変更が可能になる。東証1部上場へ市場変更してTOPIX(東証株価指数)の組み入れ銘柄となれば、成長株や中小型株主体の投資信託に加えて、運用資産の大きい年金基金をはじめとする機関投資家の買いが一気に増えるために株価上昇の可能性が高い。そうした銘柄を先回りして仕込んでおけば、大きなリターンが期待できるというのが、この便乗戦略の肝なのだ。

 市場変更の承認は東証のホームページで確認できるので、業績の推移などから東証1部上場を予想して、その1~2か月前に買いを入れておくと、大きな果実を手にできる可能性も高まるだろう。

■西堀敬:投資情報サイト「東京IPO」編集長などを経て、現在は「IPOジャパン」編集長(https://ipojp.com/)。IR説明会、セミナーなども多数行なう。著書に『改定版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ!』など。

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