閉じる ×
投資

数千万円達成“プチドリーム・トレーダー”5人が大告白 「私はこうして資産を築き上げました」

money-post2016-12-78 いつからか投資の世界で1億円以上を稼ぎ出した個人投資家のことを「億り人」と呼ぶようになった。本誌大好評連載「億り人プロファイル」では、彼らがいかにして億万長者になったのか、その素顔と投資遍歴をつぶさに紹介してきた。

 そして今、着実に資産を築き、次の「億り人」入りを目指す“億り人予備軍”ともいうべき個人投資家もひしめき合っている。

 そこで今回は、新春特別版として、数千万円の資産を運用する“プチドリーム・トレーダー”5人を徹底取材した。

 彼らはいかにして資産を築き上げてきたのか。雲の上の存在である「億り人」よりもっと身近な成功者たちの投資ライフを紹介しよう。

【億り人予備軍(1):三井僚さん(仮名)】(運用金額6700万円)
DeNA1銘柄に3800万円の集中投資!
2000万円の含み損に耐えて利益確定成功

株主優待をフル活用してアフィリエイトサイトの サーバー代をまかなう

株主優待をフル活用してアフィリエイトサイトの
サーバー代をまかなう

 就職活動のとき金融業界を志望し、勉強の一環として実際に投資してみようと思ったのが、株式投資を始めたきっかけでした。

 00年代前半、カルロス・ゴーン社長主導による日産自動車の調達見直し、いわゆる「ゴーン・ショック」で鉄鋼業界が不況に陥り、株価が暴落していたNKK(現JFEホールディングス)を購入。

 バイトで稼いだ50万円を投資したところ、株価が反発して2倍になって株式投資の魅力にハマりました。

 基本的に逆張り狙いで、割安感の強い銘柄や、業績面での裏づけのある銘柄に投資するスタイルです。仕事柄、さまざまな業界動向もチェックしているおかげで、仕事で身につけた知識や分析は投資の役に立っていると思います。

 株式投資では、「自分が働いている業界」や「詳しい業界」に特化するのもいいですが、各企業が他の業界や経済と密接に繋がっているので、広く見渡すことも大事だと思っています。

 長年市場を見ていると、企業ごとに業績予想の出し方のクセもわかってくるし、季節的な要因などで同じような動きをする株も見えてきます。

 例えば、商社株はボックス相場を形成することが多いので、「ボックス圏の下限で買い、上限で売る」という効率のいい売買を何度もしています。

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。