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トイレ紙買いだめ騒動に「SNSより圧倒的にテレビの影響大きい」

情報を受け取ると、人はどんな行動をするのか(イラスト/別府麻衣)

情報を受け取ると、人はどんな行動をするのか(イラスト/別府麻衣)

 新型コロナウイルスの蔓延に伴いさまざまな買いだめが起こり、日常品の品切れが起こった。トイレットペーパーの品切れ状況は、“中国のマスク生産のため、ほかの紙製品の原材料が無くなる”との誤情報がSNSで流れたことが、発端という意見がある。

「大半の人は、それがデマだと知っています。それでも現実に品不足が起こってしまえば、家族や自分のために買いに走るのは合理的な行動。もはやデマうんぬんの問題ではありません」

東京女子大学現代教養学部教授・橋元良明さん

東京女子大学現代教養学部教授・橋元良明さん

 そう語るのは、東京女子大学現代教養学部教授で社会心理学者の橋元良明さんだ。

「今回の買いだめ行動は、SNSよりも圧倒的にテレビの影響が大きいと見ています」(橋元さん・以下同)

 たとえば、テレビに空の商品棚の映像が流れた途端、私たちはあちらこちらで品不足が起きているとイメージしてしまい、トイレットペーパーなどが大きな関心事になってしまう。

「さらに行列の映像を見て『自分も動かなければ取り残される』と不安が増長する『バンドワゴン効果』が起こります」

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