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【ドル円週間見通し】底堅さは今週も続くのか?

・4月13日-17日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

○(中)3月貿易収支(ドルベース) 14日(火)発表予定時間は未定
・予想は、+197.2億ドル
 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中国の貿易量は前年比で大幅に減少しているが、3月中の輸出額の減少率は輸入額を上回っている可能性が高いことから、ドルだけの貿易収支で貿易黒字額は前年同月の水準を下回る見込み。

○(米)3月小売売上高 15日(水)午後9時30分発表予定
・予想は、前月比-6.4%
 大都市部における外出制限が強化されており、生活必需品以外の商品購入は大幅に減少している。耐久消費材の購入も大幅に減少しているとみられており、3月の小売売上高は大幅な減少が予想される。

○(米)3月住宅着工件数 16日(木)午後9時30分発表予定
・予想は、131.7万戸
 参考となる2月実績は159.9万戸。3月は新型コロナウイルスの感染被害が拡大しており、住宅着工の作業などにも大きな影響を与えていることから、2月実績を大幅に下回る見込み。4月の着工件数はさらに減少する可能性がある。

○(中)1-3月期GDP 17日(金)午前11時発表予定
・予想は、前年比-6.0%
 都市部における新型コロナウイルスの感染拡大によって、1-3月期の個人消費や企業設備投資は大幅に落ち込んでいる。金融緩和措置や大規模な経済対策を考慮しても、今年1-3月期の経済成長率は前年比で大幅なマイナスとなることが確実視されている。前期比では-10%超の落ち込みとなる可能性もある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・4月15日(水):(米)4月NY連銀製造業景気指数、(米)3月鉱工業生産、(米)2月対米証券投資状況
・4月16日(木):(米)4月フィラデルフィア連銀景況調査、(欧)2月ユーロ圏鉱工業生産
・4月17日(金):(中)3月小売売上高、(中)3月鉱工業生産、(米)3月景気先行指数

【予想レンジ】
・107円00銭-110円00銭

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