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コロナ予防のあやしい対策を強要する夫にカチンときた妻の復讐

あやしい対策を強要する夫にうんざり(イラスト/ユキミ)

あやしい対策を強要する夫にうんざり(イラスト/ユキミ)

 新型コロナウイルスの影響で在宅ワークとなった夫に「爆発しそう」と悲鳴をあげる妻が続出している。なぜ夫は妻をそこまでイラつかせるのか。リアルエピソードを紹介しよう──。

【横田牧恵さん(仮名)】……神奈川県の戸建てに住む50才のパート主婦。息子は23才、娘は22才でそれぞれ独立している。結婚25年目。2才年上の夫は、外資系金融関連会社に勤務する自称エリート。

 在宅勤務となり、自室でしばらくおとなしく仕事をしていた夫ですが、実はずっとネットニュースを見ていたようで…。最近になって私に「毎日検温をしろ」と強要してくるんです。さらに、味覚や嗅覚もチェック。それをエクセルで管理しています。「妻を思って」という気持ちでやっているというより、夫の支配欲につきあわされている感じで、ストレスを感じています。

 最近ではエスカレートして、「お湯を1日2リットルは飲め」、「湯船には20分つかれ」、「わかめを食べろ」、「ヨーグルトを食べろ」など、とにかくうるさい。コロナに感染するより先にストレスで発狂しそうです。

 先日もスーパーに食材を買いに行き、家に戻ると除菌液を全身に吹きかけられました。そのときの夫は、私のことを汚物のように扱ったので、さすがにカチン。夫のお気に入りの黒いスーツに、夫イチオシの次亜塩素酸ナトリウム液をかけてやりました。夫によれば、コロナが生きているのは2週間。まだ服に付着して生きているかもしれませんからね。もちろん、次亜塩素酸ナトリウム液に脱色作用があるって…知っていましたよ。

 ──この横田さんのケースに、夫婦問題に詳しいコラムニストの川崎貴子さんは、こうアドバイスする。

「自分に自信がある男性ほど、『命令』と『管理』が大好き。いずれも、集団組織にいないとその行動ができませんから、会社に行けず、命令や管理ができない物足りなさを奥さまにぶつけていると考えられます。反論するとさらに強制してくる可能性もあるのでおすすめしません。表面上は部下になったつもりで、適当に『従っているふり』をして、やり過ごすのが賢明です」

※女性セブン2020年5月7・14日号

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