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入院費用 「出来高払い」か「包括払い」かで10万円の差も出る

2020年6月10日 15:00

入院費は払い方でも変わる
入院費は払い方でも変わる

 同じ病気で入院しても、病院により入院日数や入院費用が変わってくるが、入院費の違いは“計上方法”によっても生じる。「出来高払い」と「包括払い」の2通りがあるのだ。

 大病院を中心に2003年から導入された入院料の「包括払い(DPC)」は、病気ごとに「入院1日いくら」の診療報酬額が決められた定額制で、いわばサブスク型の制度。医療行為をした分だけ費用が発生する、従来の「出来高払い」とどちらが患者にとってメリットが大きいのか。医療経済ジャーナリストの室井一辰氏がいう。

「DPCは入院1日あたりの医療費の上限が決まるので“まるめ”とも呼ばれます。入院患者に検査をするほど病院の利益が減る構造なので、過剰医療をなくすことにつながります」

『医療費のしくみ』(日本実業出版社)の著書がある、高崎健康福祉大学准教授・木村憲洋氏は同制度をこう評価する。

「入院費を一定にすることで、医療機関による“質”の競争(コストをかけずに治療実績を残す)を促す意味もあります。入院基本料や薬、検査がセットになっており、それ以外の手術や治療については出来高制になっています」

 DPCだと、出来高制に比べて患者の入院費負担が抑えられることが多い。

 例えば、「脳梗塞で手術なしの20日間入院」したケースで試算(別掲図3参照)すると、出来高払いでは入院基本料が約40万5000円(自己負担3割で12万1500円)、検査費などが約21万5000円(同6万4500円)だったのに対し、DPCでは入院基本料・検査・投薬などを合わせて約50万5000円(同15万1500円)。ざっと10万円以上の差がつく(自己負担では3万円。DPCの場合でも、患者によっては他に治療費がかかるケースもある)。

 包括払いを採用している病院は、「病院情報局」といった病院の体制を評価するサイトでも探すことができる。

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