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秋の訪れ知らせる「白露」の神秘 ラピュタを彷彿させる絶景も

2020年9月12日 7:00

朝霧に包まれた竹田城跡

 日々忙しく過ごしていると、季節の移り変わりには気付きにくいもの。だが、少し足を止めて季節や自然に目をやると、今まで知らなかった小さな変化に気付くことができ、心に余裕も生まれるのではないだろうか。秋の訪れを知らせる「白露」について、気象予報士の田家康さんが解説する。

 * * *
 季節を表す言葉に「白露」がある。そのまま読めば「はくろ」だが、「しらつゆ」と読む人もおり、普段聞きなれない言葉なだけに混乱する人も多い。「はくろ」が正解だ。これは、1年間を24分割し、季節の移り変わりを細かく現した「二十四節気」の一つ。一般に知られているものに「立春」や「夏至」、「秋分」などがあり、今年の白露は、9月7日から始まり21日まで続くとされている。

 暑さが和らぎ始める季節になると、夜に気温が下がることで大気が冷えて霧が発生しやすくなる。草花や木に朝露が降り、その露が白く光って見えるようになる。それが白露だ。だんだんと秋の気配が深まっていく様子を表している。

 霧が発生する仕組みはいくつかある。たとえば、冷たい水面の上を暖かい空気が移流した時、空気の中に含まれる水蒸気が凝結して小さな水滴が生まれる「移流霧」。反対に、温かい水面の上を冷たい空気が流れた時には、水面から蒸発した水蒸気が冷やされてできる「蒸気霧」が生じる。他にも、山の麓から標高の高い所へと空気が斜面を上っていく時、気温が低下する中で山の中腹辺りに発生する「滑昇霧」を見たことのある人もいるかもしれない。

 昼夜の気温差が大きくなる秋の霧は、「放射霧」と呼ばれるものだ。夜から明け方にかけて、特に雲がない晴天の時に地表から上空へと熱が逃げていく。「放射冷却」と呼ばれるもので、この効果により夜明け前に一番気温が下がり、地表の気温が下がることで空気が冷やされ、水蒸気が凝結して霧となるのだ。

 今年の白露は9月7日からだが、実際には肌で感じる季節感とはズレがある。これは、二十四節気全てに言えることで、中国内陸部の古い郷土暦が二十四節気の発祥とされることが理由だ。とりわけ、空気の水平移動が少ない盆地の地形で放射霧の発生件数は増えるが、長野地方気象台によれば、松本市や長野市で秋の放射霧が増えるのは10月以降で、発生件数のピークは11月。霧が出る時間も夜明け前から数時間で、太陽が昇る10時頃までには消えていく。

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