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あんなに食べてたのに… 消費者の声から探る「菓子パン離れ」の背景

 30代の男性会社員・Cさんも、在宅ワークになって以来、朝と昼に食べていた調理パンを食べなくなったという。

「スーパーでロールパンを買うようになりました。自分でソーセージを挟んだりすると、安く済むんです。今はもう完全在宅ワークではなく、出勤することもあるのですが、個包装の菓子パンはコスパが悪いことに気がついてしまって、買わなくなりましたね」(Cさん)

 外出自粛や在宅ワークなどで巣ごもり需要が高まり、量販店やドラッグストアを中心に食パンの売上が増加する一方、コンビニ来店客数の減少により、菓子パンや調理パンが伸び悩んでいる。緊急事態宣言解除後も、菓子パン需要が戻らない背景には、消費者の健康、節約志向も重なっているのではないだろうか。

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