家計

69才主婦の家計簿術 出費ペースの「見える化」で家計が劇的改善

「出費ペース」を把握できてから、家計簿をつけるのが楽しくなったという

「出費ペース」を把握できてから、家計簿をつけるのが楽しくなったという

 新型コロナウイルスの感染拡大でお金の不安が増す今だからこそ、家計簿を活用して家計を防衛したいところ。そこで、11年連続完売を記録中の『細野真宏のつけるだけで「節約力」がアップする家計ノート2021』の著者である細野真宏さんが、節約に成功した読者のリアルな声を聞いた。

『家計ノート』で支出の意味が見え、支出の削減に成功。年金生活でも貯蓄を取り崩さずに生活できるようになったという関西在住のMさん(69才)の節約の秘訣は?

貯める秘訣【1】支出の種類を分けて考える

細野:いつ頃から家計簿にチャレンジしていますか?

Mさん:もうずっとですね、結婚してから。ただ、挫折の繰り返しでした。大きな出費があったら、書くことすら嫌になってしまうんです。これは私の周りもみんな言いますよ。「つけていたら、つけた分だけ出費が多くなって、つけるのつらいからやめた」って。

細野:家計簿が続かない、というのは「定説」のようですね(笑い)。でも、Mさんは、なぜ家計管理に成功するようになったのでしょうか?

Mさん:考えを変えました。この『家計ノート』に出会って初めて支出には種類がある、ということを知ったんです。支出は、普段の「生活費」と、電気代のような「固定費」に加えて、その時にどうしても必要になってしまう「特別出費」というのがあると。これを知ってから、あっという間に気がラクになったんですよ。例えば、台風で家の屋根を直した、壁を塗り替えたとかがあったら、ポーンって大きなお金が出ちゃうでしょ。これまでは、それで嫌になっていた。でも、それは私の家計管理の問題ではなくて、あくまで特別な一時的なお金だと「特別出費」に書き出せばいいことが分かったんです。

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