マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

鬼滅、スーパーカブ、SMAP… SNSで拡散される「新聞広告」の復権

2021年1月30日 16:00

2020年12月、新聞各紙に掲載された鬼滅の刃の全面広告(時事通信フォト)
2020年12月、新聞各紙に掲載された鬼滅の刃の全面広告(時事通信フォト)

 新聞広告の役割が昨今は変わってきているという。かつて広告業界では、新聞広告の役割は、「伝えたいことを細かく解説する」といった面が重視されていたが、今では別の役割も期待されている。いったいどういうものか。広告会社出身のネットニュース編集者・中川淳一郎氏が解説する。

 * * *
 結論から言うと、新聞広告って、今や「ネットで拡散させる」という大きな役割も担っているようです。「新聞なんてオワコン」みたいな言い方をネットではよくされますが、電通や博報堂の人と話していたら、逆に「新聞広告、イケてる!」なんて言うんですよ。

 なんというか、まだまだ「遊びができる」という感覚があるんですよね。最近話題になったのは、『鬼滅の刃』の最終巻が2020年12月4日に発売された時、発行元の集英社が17種類の全面広告を主要5紙に掲載しました。これらはSNSで大拡散し、普段新聞を読まないファンも新聞を買い求めたようですし、転売狙いの人まで現れて、フリマアプリで出品されているケースも散見されました。

 2004年には漫画『スラムダンク』の1億冊達成を受けて主要キャラクター6人が6紙の広告に登場して話題になりましたが、今回の『鬼滅の刃』の広告展開を目にして、このことを思い出しました。

 ホンダは2018年の「スーパーカブ60周年」に合わせて、様々な新聞広告展開を実施しました。「新聞配達の日」に配達員に向けたお礼の広告を出したり、スーパーカブで通学する種子島の高校生に卒業の祝福メッセージを出したりするなど、これらもニュース化されるほど話題になりました。

 他にも忘れてはならないのは、2016年にはSMAPが解散発表した後に、ファンがいわゆる「三行広告」を東京新聞をはじめとした様々な新聞に出して、彼らへの思いを伝えた件があります。その後はクラウドファンディングで朝日新聞に全面広告を出すまでのムーブメントになりました。これらの広告はいずれもSNSに多数投稿され、ファンがシェアをしました。ファンが新聞広告を通じて繋がったのです。

不動産売却の完全マニュアル
不動産売却の完全マニュアル
【2020年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【2020年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定

注目記事

人気の最新FX自動売買を8選!稼ぐ投資家の秘訣も紹介
FX自動売買5つのデメリットと3つのメリットを紹介
そのFX自動売買は危険!?危ない罠にハマらないための注意点

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

SNSでマネーポストWEBをフォロー

  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする

【お知らせ】

2021年4月1日以降の価格表示に関して

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。