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【ドル円週間見通し】米長期金利下げ渋りなら、ドル売り抑制も

・2月15日-19日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

○(欧)10-12月期ユーロ圏域内総生産改定値 16日(火)午後7時発表予定
・予想は、前年比-5.1%
 各項目で大幅な修正はなく、速報値と同水準となる可能性がある。ユーロ圏経済は1-3月期も停滞が予想されているが、ウイルスワクチンの接種拡大や経済制限措置の段階的な緩和によって、4-6月期の経済成長率はプラスに戻る見込み。

○(米)1月小売売上高 17日(水)日本時間午後10時30分発表予定
・予想は前月比+0.8%
 参考となる12月実績は-0.7%に落ち込んだ。ウイルス感染の再拡大を警戒して個人消費はさえない状況が続いているが、1月については反動増が予想されており、やや高い伸びとなる見込み。

○(米)2月IHSマークイット製造業PMI 19日(金)午後11時45分発表予定
・予想は、59.0
 参考となる1月実績は59.2。ウイルス感染拡大を抑制するための制限措置は緩和されていないため、製造業景況感のさらなる改善は期待できない。ただし、感染者数は減少しつつあることから、新規受注や雇用はややしっかりとなる可能性がある。

○(米)1月中古住宅販売件数 19日(金)日本時間20日午前0時発表予定
・予想は、656万戸
 参考となる12月実績は676万戸。1月については、在庫水準の回復は多少遅れていることや、雇用・所得環境の大幅な改善は期待できないことから、12月実績を下回る可能性が高い。

○その他の主な経済指標の発表予定
・15日(月):(日)10-12月期国内総生産、(欧)12月ユーロ圏鉱工業生産
・16日(火):(欧)10-12月期ユーロ圏域内総生産改定値、(米)2月NY連銀製造業景況指数
・17日(水):(日)1月貿易収支、(日)12月コア機械受注、(英)1月消費者物価指数、(米)1月鉱工業生産、(米)12月企業在庫
・18日(木):(米)1月住宅着工件数
・19日(金):(欧)2月IHSマークイットユーロ圏製造業PMI、(米)2月IHSマークイット製造業PMI

【予想レンジ】
・予想レンジ:103円50銭-106円00銭

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