家計

被服費の賢い節約術 手作り・おさがりはお得に見えて意外な出費も

手間と時間を考えると、既製品を購入したほうが安上がり?

手間と時間を考えると、既製品を購入したほうが安上がり?

 お洒落な流行りの洋服や、最新家電など、購買意欲をくすぐるものは、悩ましい出費のタネ。どんな節約術が有効なのか。

おさがりは保管しない:着なくなった服は きれいなうちに売る

おさがりは保管せず、着なくなったら処分する

おさがりは保管せず、着なくなったら処分する

 服などのおさがりは、お得なようだが、実は意外な出費を生む。

「わが家の場合、長女のおさがりを保管していたのですが、その数が膨大になり収納グッズを買い足すはめに。そうまでして保管していたのに、黄ばんだり、下の子に不評で結局着ずに捨てたり……。ですからいまは、きれいなうちに中古品売買サイトで売るなどして、保管する服は厳選しています」(家計簿・家計管理アドバイザーのあきさん)

手作りは高くつくと思え:裁縫用品をいちからそろえるくらいなら既製品がお得

 手作りした方が既製品より安くすむと思っていたら、それは違う。

「私の場合、未使用のおむつの布と、もともと持っていたミシンでマスクを作りました。材料や道具をすでに持っているならば、安くすむかもしれませんが、それでも、手間と時間はかかります。ましてや、ミシンから材料まで買いそろえるとなると、既製品を購入した方が安上がりなことも」(節約アドバイザーの丸山晴美さん)

 さらに、節約の賢者たちの実際の体験談も、参考になる。

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