家計

被服費の賢い節約術 手作り・おさがりはお得に見えて意外な出費も

あきさんの節約術「気に入ったもの、高くても質のいいものを買う方が節約に」

 以前は安さを追求するあまり、衣服やかばんなどは3000円以下のプチプラ品ばかり購入していたという、あきさん。

「安物なので半年以内で壊れ、季節ごとに買い替えていました。あるとき、それなら2万円のかばんを数年使った方が安いと気づいたんです。それからは、高くても質のいいものや、本当に気に入ったものを買うように。その方が生活の満足度が断然上がり、ストレスも緩和。これまでは節約が嫌になると年間50万円ほど衝動買いをしていたのですが、それを20万円ダウンさせることに成功しました」

ミニマリストの森秋子さんの節約術「購買欲をかきたてるのでカード類は持たない!」

 ポイントを得るため、クレカやポイントカードをお財布に詰め込んでいたという森さん。

「当時はポイント還元セールなどに振り回されて、つい無駄な買い物も……。そこでいまは、購買欲をかきたてられるポイカやクレカは一切持たず、現金払いに。買い物をした日は、カレンダーに使った金額を記入。すると、年間を通して自分の買い物傾向が見えてきて、翌年の予算が立てやすくなりました。結果、年間300万~400万円ほど貯金できるようになりました」

【プロフィール】
丸山晴美さん/節約アドバイザー。小学生の子を育てつつ、ファイナンシャルプランナーとしても活躍。主な著書は『シングルママの「お金に困らない」本』(徳間書店)など。

あきさん/家計簿・家計管理アドバイザー。3人の子供を育てつつ、ブログで家計診断も行う。著書に『スマホでもできる あきの新ズボラ家計簿』(秀和システム)。

森秋子さん/ミニマリスト。非常勤職員やアルバイトなどを行う主婦。ブログの執筆も。新著に『ミニマリスト、41歳で4000万円貯める』(KADOKAWA)。

取材・文/桜田容子 イラスト/やまなかゆうこ

※女性セブン2021年4月1日号

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