アニメの影響から競馬に興味を持った人もいる。メーカーで働く30代の男性会社員・Cさんは、2018年に放映された競走馬を擬人化したアニメ『ウマ娘 プリティーダービー』に感動し、競馬を始めるようになったという。
「アニメで『サイレンススズカ』という速い馬が故障してしまうんです。演出なのかなと思ったんですが、1998年天皇賞(秋)で本当に骨折していたことを知りました。そこから競馬にはドラマがあると思うようになり、少額ですが馬券を購入するようになりました」(Cさん)
今年はアニメ2期、さらにスマホゲームは事前登録から約3年の時を経てリリースされた。Cさんは競馬のドラマ性の高さにすっかり心酔している様子だ。
「アニメ2期では『ライスシャワー』、『トウカイテイオー』、『ツインターボ』の奮闘に号泣。ゲームでは『サイレンススズカ』を勝たせたい一心でした。ただ、過去の馬のドラマを見るのもいいですが、やはりリアルタイムで見たい思いにも駆られています。奇跡の目撃者でありたい」(Cさん)
コロナ禍で競馬人気がさらに加速するか?