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人気のくら寿司は分割で取得しやすく 4月注目のお得な株主優待5選

優待割引券がもらえるくら寿司ほか、注目の優待銘柄が続々(AFP=時事)

優待割引券がもらえるくら寿司ほか、注目の優待銘柄が続々(AFP=時事)

 新年度の相場がスタートした。4月は株主優待の実施企業数は少ないが、今年は株式分割による実質的な優待拡充が目立つ。本記事では4月に狙える注目の株主優待を紹介しよう。なお、2021年4月の株主優待を得るには、4月27日(火)までに株を購入しておく必要がある。(株価は4月上旬時点)

くら寿司(2695)

 コロナ禍でも業績堅調なくら寿司(2695)は、5月1日を効力発生日とする1:2の株式分割を予定している。分割後も100株保有の株主に引き続き2500円分の優待割引券を贈られることになっており、半分の投資額で優待が得られるようになる。ただし、優待割引券は1枚500円分で、1000円の会計ごとに1枚利用できるルールだ。最大半額で飲食できることになるが、優待券だけでの支払いはできないことに注意したい。

 ちなみに株式分割の効力発生日は5月1日で、株主優待の権利確定は4月末だが、優待券は分割後の株式数に応じた額面が贈られる。2021年7月に予定する北海道での出店をもって全都道府県での出店が実現することから、近くに店舗がない株主向けに選択できた株主優待品は廃止され、食事券のみとなる。

【優待内容】自社店舗で利用できる優待割引券……100株以上200株未満:2500円分 200株以上400株未満:5000円分 400株以上1000株未満:1万円分 1000株以上:2万円分(権利確定日:4月末、年1回、株式数はすべて分割後)

ギグワークス(2375)

 人材派遣やコールセンターを手がけるギグワークスも、4月1日を効力発生日とする1:3の株式分割を実施した。分割後も優待を受けられる株数に変更はなく、実質的な拡充となる。優待は、おもちゃなどと引き換えできる子ども商品券、傘下企業がマイニングしたビットコイン、寄付から選択できる。コロナ禍でも業績は好調で、4期連続の増配を見込む。

【優待内容】子ども商品券、ビットコイン、寄付から選択……100株以上:1000円分(権利確定日:4月末、年1回)

ヤーマン(6630)

 美容家電のヤーマン(6630)は、オンラインストアで利用可能な割引券の優待だ。美容家電から化粧品、サプリメント、インナーなど豊富な商品の中から自由に選べる。1年以上継続保有すると額面がアップするので長期保有にもよさそう。

【優待内容】自社オンラインストアで利用可能な割引券……100株以上500株未満:5000円分(1年以上継続保有で7000円、2年以上でで1万円、5年以上で1万3000円) 500株以上:1万4000円分(1年以上継続保有で1万7000円、2年以上で2万円、5年以上で2万3000円)(権利確定日:4月末、年1回)

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