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【ドル円週間見通し】金利高や株高持続ならドル選好か

・4月5日-9日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

○(米)3月ISM非製造業景況指数 5日(月)午後11時発表予定
・予想は、58.2
 参考となる2月実績は55.3。3月については、新型コロナウイルスの感染予防のためのワクチン接種拡大、3月CB消費者信頼感指数の大幅な改善、サービス関連産業の営業活動拡大などを背景に、非製造業景況指数は2月実績を上回る見込み。

○(中)3月財新サービス業PMI 6日(火)午前10時45分発表予定
・予想は、52.1
 参考となる中国物流購買連合会が発表した3月サービス業PMIは56.3で前回実績の51.4を大幅に上回った。中国経済の改善が続いていることを示唆する数値であり、財新サービス業PMIもしっかりとした数値となる可能性が高い。

○(米)2月貿易収支 7日(水)午後9時30分発表予定
・予想は、-702億ドル
 参考となる1月実績は-682億ドル。2月については、欧州、アジア向けの輸出増加は期待できないこと、輸入額の減少は予想されていないことから、貿易赤字額は1月実績を上回る可能性がある。

○(日)2月経常収支 8日(木)午前8時50分発表予定
・予想は、+1兆8980億円
 参考となる1月実績は+6468億円。貿易収支は1301億円の赤字だったが、第1次所得収支は1兆4666億円の黒字を計上している。2月については、貿易収支の黒字転換が予想されていること、第1次所得収支は高水準の黒字を維持する見込みであることから、経常黒字額は1月実績を大幅に上回る可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・4月6日(火):(豪)豪準備銀行政策金利発表、(欧)2月ユーロ圏失業率
・4月7日(水):(米)FOMC議事要旨公表
・4月8日(木):(欧)2月ユーロ圏生産者物価指数
・4月9日(金):(中)3月消費者物価指数、(独)2月経常収支、(米)3月生産者物価指数、(加)3月失業率

【予想レンジ】
・109円00銭-112円00銭

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