マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

暮らしのマネー

住宅ローン「変動」と「固定」の金利が逆転 賢い選択は?

2016年8月29日 16:00

「固定型」が本当に有利なのか?

 そのような事態を受けて、銀行の窓口も一変している。昨年までは住宅ローンを組む際、変動型を選ぶ顧客が7割を占めていたというが、今やそれも逆転。新規では固定型が過半を占め、借り換えに至っては7割強が固定型を選ぶようになっているといわれる。「少しでも低い金利を求めて変動型を選ぶ」という住宅ローン選びの常識も変わりつつあるようだ。

 ただし、「今の金利が低いから」というだけで固定型を選択するのには注意も必要だ。ファイナンシャルプランナーの藤川太氏(家計の見直し相談センター)が語る。

「現在、銀行が前面に打ち出している10年固定というのは、ベースが変動型で当初10年間は固定にする期間優遇タイプにすぎません。たとえば三井住友信託の場合、10年固定で当初10年は『0.3%』ですが、優遇期間をすぎると、基準となる店頭表示金利から『マイナス1.4%』の引き下げ幅となります。これに対し、変動型は『0.6%』と一見、金利が倍も高いイメージに映りますが、返済期間中はずっと『マイナス1.875%』の引き下げ幅が続く。つまり、10年経過後は同じ変動金利であるにもかかわらず、10年固定はその差の0.475%分高い金利を払い続けなければならなくなってしまうのです」

 そのままローン返済を続けていた場合、当初10年間で0.3%分有利になったとしても、その後は0.475%分不利になるというのだ。

「残りの返済期間が15~20年以内なら固定に切り替えてもいいと思いますが、20年超の返済期間が残っている方は慎重に考えるべきです」(藤川氏)

 マイナス金利で「借り換えの絶好のチャンス」と安易に飛びつくのは避けたいところだ。

「不動産」関連記事

【無料】不動産を売るなら信頼できる不動産会社に一括査定依頼【LIFULL HOME'S】
【無料】不動産を売るなら信頼できる不動産会社に一括査定依頼【LIFULL HOME'S】
仲介を依頼する不動産会社は大手が良い?地元が良い?
仲介を依頼する不動産会社は大手が良い?地元が良い?

不動産売却の完全マニュアル

【2020年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【2020年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定

FXや株、年金、決済に関する記事

LINEで手軽に株投資! 初心者でも始められる「LINE証券」の特徴を紹介
年金いくらもらえる? 年金の種類や制度、受給額を徹底解説

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

SNSでマネーポストWEBをフォロー

  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする
ABJマーク

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

ABJマーク

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。