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50周年カップヌードルの歴史と豆知識 発売開始は新宿伊勢丹、麺は3種類

ふたの裏側にはキュートな猫のイラストも登場

ふたの裏側にはキュートな猫のイラストも登場

 今年で誕生50周年となった『カップヌードル』。忙しいときのご飯や受験勉強の夜食などさまざまな思い出のシーンに刻まれている人も多いだろう。世界でも100か国以上で販売され、同ブランドで世界累計販売500億食を達成している。メインとなる『カップヌードル』は、味やパッケージなどを含め、発売当時からほとんどその姿は変わっていないように見えるが、一方でカレーやシーフードなど、多様なシリーズを展開し、さまざまな戦略で人々に親しまれている。

 そこで、知ればもっとおいしくなる『カップヌードル』の知られざる豆知識を紹介しよう。

【麺は基本3種類ある】
 麺は、スープの味によってそれぞれ違うものが使われており、『カップヌードル』の麺はしょうゆとチキンベース、『シーフードヌードル』はしょうゆベース、『カップヌードル カレー』はポークペースの味付けだ。また、『カップヌードル』と『シーフードヌードル』の麺は約2mmの太さだが、『カップヌードル カレー』の麺だけは約3mm。濃厚でとろみのあるスープに負けないように少し太くなっている。

【「謎肉」のナゾ】

定番の具材はえび、卵、ねぎ、そして、「謎肉」

定番の具材はえび、卵、ねぎ、そして、「謎肉」

 定番の具材はえび、卵、ねぎ、そして、「謎肉」だ。なんの肉かわからないと一部ファンの間で話題となってこの名前がつけられたが、その正体は、豚肉や野菜、大豆たんぱくなどをミンチ状にして味付けをして、フリーズドライにしたもの。日清食品もこのネーミングを“おもしろい”と認め、公式に使用している。

【カップのこだわり】
 麺の太さやスープの味にこだわったのはもちろん、カップの開発にも並々ならぬ努力があった。

「軽くて手に持っても熱くなく、日本人の手になじみやすいサイズや形にもこだわりました。創業者は、自宅にまで試作カップを持ち帰り、寝ても覚めてもカップを握っていたそうです」(日清食品マーケティング部の白澤勉さん)

 2008年には素材にもこだわり、紙製の「ECOカップ」にリニューアルした。

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