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時代や国境を超える内藤ルネ いまも若い世代に届く「カワイイ」を発信

2018年、日仏友好160周年記念の一環としてパリで開催された『FROSHIKI PARIS』。草間彌生やアニエスベーの作品とともに、ルネガールの風呂敷も登場。所さんは「Kawaii」を知るパリジェンヌにも好評を博した。「ルネの絵が、時代も国境も超えたと実感した瞬間です」と語る(C)R.S.H/RUNE

2018年、日仏友好160周年記念の一環としてパリで開催された『FROSHIKI PARIS』。草間彌生やアニエスベーの作品とともに、ルネガールの風呂敷も登場。所さんは「Kawaii」を知るパリジェンヌにも好評を博した。「ルネの絵が、時代も国境も超えたと実感した瞬間です」と語る(C)R.S.H/RUNE

「彼女たちは“カワイイのルーツ”に興味を引かれたのだと思います。時代が異なる少女たちが自分の作品を見に来てくれたことに、ルネは感激の涙を流したそうです。ルネは男性ですが、心はいつまでも少女のようでした。その感性がいつの時代も少女たちの琴線に触れるのかもしれませんね」(所さん)

 その後も、企業やアイドルとのコラボ、LCCの機体デザイン、海外イベントなどに引っ張りだこ。ルネが生み出した昭和のキャラクターは、時代や国境を軽々と超え、いまも“カワイイ”を発信し続けている。

取材・文/佐藤有栄

※女性セブン2021年9月30日・10月7日号

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