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クラシエ社長が明かす、将来のビジョンに「クレイジー」を掲げた理由

『いち髪』

『いち髪』

――将来のビジョンに掲げた「クレイジー クラシエ」が話題になりました。

岩倉:「クラシエって、ちょっと変わっているよね」と消費者の皆様や取引先の方々に言っていただけるようになれば面白いと思うんです。市場調査で「消費者の半数近くがこういう商品を欲している」という結果が出たとしたら、当社がそこを狙ってもダメです。逆に、調査で判明した少数意見を丁寧に拾っていけば、隠れた商品ニーズが顕在化します。そこにクラシエの活路がある──社員には日々、そう説いています。

 社員は真面目で実直、目の前のことを必死にやってくれますが、それだけではブレイクスルーはなかなか起こりません。そこで、思い切った発想を促す意味を込めて「クレイジー クラシエ」を掲げました。我々の3事業は業界内での規模はさほど大きくはありませんが、“他社では見かけない商品を作る会社”というイメージに磨きをかけていきたいですね。

【プロフィール】
岩倉昌弘(いわくら・まさひろ)/1961年兵庫県生まれ。1985年に関西大学卒業後、鐘紡入社。2005年にホームプロダクツ事業本部長。2009年にクラシエホールディングス常務執行役員、2015年に専務執行役員。2018年より現職。

【聞き手】
河野圭祐(かわの・けいすけ)/1963年、静岡県生まれ。経済誌編集長を経て、2018年4月よりフリーとして活動。流通、食品、ホテル、不動産など幅広く取材。

※週刊ポスト2021年10月29日号

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