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年収4000万円のハイスペ夫 口癖は「コスパ」「データ出せ」で夫婦に亀裂

妻が「バイトしたい」と相談したら思わぬトラブルに(写真はイメージ)

妻が「バイトしたい」と相談したら思わぬトラブルに(写真はイメージ)

 コロナによって在宅の時間が増え、夫婦関係が変化する家庭も多いようだ。それは東京・港区の麻布界隈に住む富裕層の“麻布妻”もその例外ではない。自身も麻布妻でライターの高木希美氏が、高収入夫を持つ妻が直面した夫婦間トラブルの顛末をリポートする。

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 アラフォーで2人の子供を育てる麻布妻・法子さん(仮名、以下同)が、「夫の怖い一面が見えるようになってきて……」と相談を持ちかけてきました。

 下の子供も中学生になって子育てが一段落し、これまで家事と育児とママ友づきあいかかりきりだった法子さんは、ひさしぶりに社会と接点を持とうと、知り合いが経営するセレクトショップでアルバイトしようと思い立ったそうです。

 勤務は週3回。夫はコロナが蔓延して以降、2年ほどにわたり朝・昼・夜と3食自宅で食べるようになって、ほとんど法子さんが作ってきましたが、今後、バイトの日は作ることができません。ご主人に、「来月からは、ランチだけ週3回は自分で作るか外で食べるか、Uber Eatsでも頼んで欲しい」と伝えたところ、激怒されました。

「ただでさえ満足に家事ができてないんだから、バイトなんかしたらますます家が荒れるってわからないの!?」

 法子さんは、お互いずっと家にいると息が詰まること、ひさしぶりに外で仕事をしてみたいことなどをきちんと説明しました。しかし、ご主人は「息が詰まるって何だ!」「仕事を舐めるな!」などとヒートアップします。

 そして、黙っている法子さんに「その仕事いくらになんの?」と追い討ちをかけます。

 ご主人の秀樹さんは、外資系金融のアナリスト職。年収は年によって変わりますが、3000万~4000万円。数字やデータ、エビデンスという言葉が大好きで、すぐコスパを考え始めるので、何をするにも合理性がないと納得しません。

 ご主人とは、こんなやりとりが繰り広げられたそうです。

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