家計

ふるさと納税でポイント荒稼ぎの裏ワザ「2000円負担どころか利益が出る!」

 さまざまなサービスやキャンペーンを組み合わせることで、ポイント還元率が1%から10%にアップしたことになる。組み合わせ次第では、最大43%もの還元率が得られる(12月22日現在)という楽天市場だが、還元率を高めるために智恵をしぼっている人は少なくない。夫婦共働きの40代男性は「妻と私で、ふるさと納税の『まとめ買い』をすることで効率的にポイントアップを狙っています」と言う。

「確定申告が不要な『ワンストップ特例』を使って毎年5自治体ずつ妻と寄付をするのですが、自分のIDで私と妻の分をまとめて注文することで、効率よくポイントを集めています。年末に集中的にふるさと納税をすると、ポイント還元率は15~20%程度にアップします」

 ふるさと納税は原則、個人で寄付をする制度だが、夫婦で一緒にポイントを獲得するテクニックがあるというのだ。前出・青葉氏が続ける。

「夫婦共働きなら、ふるさと納税の際に『まとめ買い』でさらにお得になるチャンスがあります。たとえば、夫婦で5自治体ずつ計10自治体分を、夫の楽天IDを使って寄付し、注文確定時にそのなかから5つ分の注文者の名前を妻に、支払い方法を妻の家族カードに変更すると、夫と妻それぞれが寄付したことになるうえに、夫の楽天IDにポイントが集中して付与されます。前述した『買いまわり』を利用して10店舗(10自治体)で注文をすればポイントが+9倍(最大7000ポイント)になります。夫婦がバラバラに注文するより効率よくポイントを貯められるでしょう」

 このやり方では、ふるさと納税で寄付をする際、注文者情報の名前を間違えてしまうと税控除を受けられない可能性があるので注意が必要だという。こうした“裏ワザ”があるからこそ、ブームがどんどん過熱しているのかもしれない。

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